プロジェクト紹介

IPOにおける労務コンプライアンス体制の整備

事業領域 IPO支援 , 人事労務支援
所属 Human Resources
プロジェクトメンバー 社会保険労務士2名
人事労務コンサルタント1名
お客様業種・規模 ホテル業・売上150億

ご相談経緯

・主幹事証券会社より株式上場審査に耐えうる労務管理体制を整備するため相談あり

・当時は社会保険労務士との契約もなく、労務上のリスクを把握されていないため、労務トラブルが発生し、経営上のリスクとなっていた

課題
労務管理に関する意識が低く、適切な勤怠管理ができていない結果、多額の未払い残業が発生している可能性が判明
その他、管理監督者の範囲・社会保険の加入など、労務全般が整備できていないことも判明
全社的に労務コンプライアンスに対する意識が低く、抜本的な改善が進んでいない
本社人事部では、全国展開しているため支社・支店の労務管理の実態を把握しきれていない
施策
『労務コンプライアンス調査』を実施し、対象は本社の他、複数の拠点も調査を行った
最重要課題である未払い残業代については、賃金体系を再整備。
更に労働時間の管理方法について抜本的に見直し、勤怠システムを導入
支店・支社の総務担当者を含め、労務勉強会を複数開催し、現場までの浸透を図る
経営者への定期報告会を通じ、労務管理の重要性を認識してもらい、トップダウンで進める体制を構築
結果
1年を超えるプロジェクトであったが、株式上場審査に耐えうる労務管理体制を構築。結果として、株式上場を果たす
全社的に労務管理の重要性が浸透しており、労務問題が発生した場合の迅速な対応ができるようになり、労務リスクが大幅に軽減し、
更なる人体制の整備を目指し、人事制度の構築や人材育成に向けた研修メニューの開発などに着手している。
PJ紹介者 氏名・部署・入社年

藤崎和彦・社会保険労務士法人みらいコンサルティング・2007年

プロジェクトストーリー又はPJ紹介者からの補足

現場を巻き込んだ改善

労務コンプライアンス体制を整備する必要性は分かっていても、これまでの慣行もあり、
なかなか実行に移すことが難しく最初はスピード感に課題がありました。

ただ、打合せの都度、労務コンプライアンス体制の必要性を伝え、かつ、人事部門だけでは動きにくいことについては、
管理職会議などを活用して、説明するなど、全社的な取り組みとして進めていきました。

結果として、後半はスピード感ある対応が実現でき、当初の労務に関する課題は株式上場における審査の過程までに解消することができました。

私たちコンサルタントも法律・あるべき論だけでなく、人事部のメンバーと一緒になって考え、行動したことが成功の要因かと思っています。
株式上場の準備の過程では、労務コンプライアンスが焦点となることが多く、コンサルタントと協業できる業務の一つと考えております

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